@article{oai:ynu.repo.nii.ac.jp:00000159, author = {福岡, 敏行 and 大貫, 麻美 and 金子, 祐子}, journal = {横浜国立大学教育人間科学部紀要. I, 教育科学}, month = {Feb}, note = {application/pdf, メートル法に関連する計量単位のうち、中学校以降の数学や理科で扱う多くの単位は、小学校の算数で学習した単位を基盤としている。そのため、小学校6年の1学級で、子どもが構築しているメートル法に関連する「単位」概念をコンセプトマップ法により調査した(図1)。[図]図1.本論文の要旨を示すコンセプトマップ図1に示すように、分析対象は、学級内の個々の子どもが作成した「図形に関する単位」についてのコンセプトマップと、クラス全体での話し合いの内容を教師が黒板に表したコンセプトマップである。分析の観点は、個人のコンセプトマップ上に見られるリンクの分析、「密度」概念に関する分析、クラスで作成したコンセプトマップ上に見られる概念の分析である。また、調査結果の概要は、以下の通りである。・「cm」が長さを示す計量単位、「cm^2」が面積を示す計量単位、「cm^3」が体積を示す計量単位であることは、多くの子どもが共有している概念であった。・「cm^2」にくらべ、「ヘクタール」が面積の計量単位であるという認識は低かった。・「cm^3」にくらべ、「リットル」が体積の計量単位であるという認識は低かった。・「リットル」と「g」の関連は認識しているが、その二つの違いは曖昧な子どもが多かった。これらの結果から、小学校算数における「ヘクタール」や「リットル」の学習、あるいは中学校の理科における「密度」の学習について、概念の構築に有効な観点を考察した。}, pages = {201--214}, title = {「単位」概念の構築に関する基礎的研究 : 計量単位に関するコンセプトマップを使った分析}, volume = {8}, year = {2006} }